生霊は怖い

話は少しそれますが、親を憎んでいるお子さんって本当にいます。
そういう人をリーディングしました。

私はそうと知らずに鬱病でなにも出来ません。どうしたらいいのでしょう。
と私のところにやってきました。
実際のところは「視てやってください。」と他人が仲介していたのですが。

1度目にリーディングをしたとき、震え上がるほどの怖い魔物がその人の中に居ました。
二本の角をもつ鬼女、般若です。
その目は赤く口は裂け、真正面からこちらをにらみつけています。こ・こ・こわいか・も・・。
心のどこかで、「怖がるな、目をそらすな。」と聞こえます。

こうなったら、途中でリーディングをやめるわけにいきません。睨み合いです。
ひぇ～～、瞳が人間ではない。怖い・か・も。
そう思ったとたん、顔が大きくなって私の目の前まで迫ってきました。
うわっ!負ける。

「怖がるな!」
叱られたように聞こえました。

負けたら私は死ぬな。そう感じました。

いやいや、今死ねない。
くっそぉ～まっけるもんかぁ～。と睨み返したとき、その般若は、
「今日のところはこの辺にしとくか。」と言って遠ざかっていきました。

ふぅ^^;助かった。

そして、憎むとあーなるのだ。と告げられたような気持ちになって、その人に尋ねました。
どうしてこんなになるまで、誰を憎んだの。

「父です。父のせいで母は死にました。」
まぁ、この方の話も了解とってありますので、後ほどお話しますね。

十代の少年や少女が些細な事で切れたとか言って人を殺したり、
殺してみたかったとか、訳分からない理由で犯罪をしています。
親のせい、友達のせい、学校のせいと世間は色々な意見を聞くことがあります。

聞いて欲しい。一体誰を憎んでいるのかと・・・。憎んでいる相手が居ると思います。