真実の愛

こんにちは。

愛について。
一言でいうと、とても簡単な言葉ですね。言い尽くせない深さがあるのに。

真実の愛を語りましょう。

無限な力だと思えています。いくら与えても無くならない力です。

人のために無我になれますか。
愛する人の為にその右手を指し伸ばせますか。
愛する人の為に立ち止まり待っていられますか。

恋愛中「こんなに愛しているのに、何故分かってくれないの。」
と言うのなら、それは、自己愛。分からないことへの不満は愛ではないでしょう。
「幸せにするよ」
これも自己愛。幸せを感じるのは自分ではないのに、相手の幸せを保証することの
傲慢さだと思います。

しかし、女性はこれに喜ぶのです。幸せを与えてもらうことに。
与えてくれる幸せって何でしょうか？
愛されるって何でしょうか？
口から出た言葉ですか？　結婚して一緒の時間を共にすることですか。

何度も言うように幸せは小さな喜びの集まりです。自分の存在が相手の喜びに繋がって
いると思えることが幸せなはずです。
あてずっぽうに与える愛は失望を与えます。
こちらで要求するのも愛ではありません。

そして、眠いから、疲れているから、うるさいから、痛いから、嫌だからなどの理由で
右手を指し出すことができないのは相手より自分を愛しているからでしょう。
相手のペースに合わせられないのも自分のペースが優先だからでしょう。

真実の愛は無我だと思います。

靖国神社参拝が問題になっていますが、心で視てください。
どんな気持ちで特攻隊は飛行機に乗り込んだのでしょう。
彼らの心の中はどんなだと思いますか？
飛行機の中恐怖で逃げ出したい気持ちに違いありません。
死にたくないと叫んでいたに違いありません。

家族との別れの日だって、行きたくない気持ちを
捨てて家族の為に戦場に行ったのです。
幼いわが子を見ながら手を振って別れていくのに、喜んでいる人など居ません。
万歳なんてそんな気持ち在るわけ無いじゃないですか。

家族のためなんですよ。みんな。愛している家族が自分の年金で食べていけますように。
少しでも楽になってくださいという心があるから行くのです。

家族の泣く顔を視たくないから「生きて帰ってきます」というのです。
心の中でどんなに声をあげて泣いているか。そう思うと胸が締め付けられてしまいます。

お国のため？その前に愛する人のためです。愛する人が少しでも自分の死を引き換えに
幸せになってくれるだろうという希望があるから、泣く泣く行くのです。
立派な人の妻、立派な人の親と誇ってもらえるのなら、自分はどんなに苦しくても
行ってきます。
と言っていたのではないかと感じています。

戦争賛美そんな次元しかないのかと、憤りすら覚えます。
同調したのか、泣きながら書いてしまいました。