メーテルのリーディング

目を閉じて視たままをお話しています♪

暖かいメッセージ

こんにちは。

暖かいメッセージを多数いただけて、感謝しています。本当にありがとうございます。
そこで思い出したことがあります。思い出になりますけど。

20代前半の頃です。
ウインドウサーフィンを始めた頃でした。30人位のスクールに入って練習中のことでした。

やったことがある人は分かるかと思いますが、セールを立てるのに結構力が要ります。
やっと立ったかと思ってもバランスがなかなかとれず、頑張っても頑張ってもドボンと海に落ちてしまうのです。

やっと、セールを立てて風に乗ってもまたバランスが取れないの繰り返しなんですよ。

そんなかんなで、私は一人、浜辺から離れて岩場に近づいていきます。風がそっちに運ぶんですよ。
逆らって浜辺のほうに行きたいけど、どうしてもそっちに向かってしまう。
どうしよう。ここまで来たら、助けに来るまで待っていたほうがいいかもと、諦めてプカプカ浮いていました。

さすがに気づいてくれました。2人乗りでこちらに向かってきてくれます。あぁぁ、よかった助かった。
散々、笑われたて、私は一人のインストラクターの板に乗って浜辺に連れて行ってもらいます。もう一人の人は私が乗っていた板に乗って帰ってもらいます。

私を乗せてくれた人は爽やかなイメージの人でした。無口な人のように思えていたのですが、
「バランス難しいよね。僕ね、実は自転車乗れないんだよ。バランス取れないんだ。でも、ウインドサーフィンは乗れる。これってコツなんだね。」

単純に「えぇ、自転車乗れなくてもウインドサーフィン乗れるんだぁ。頑張ろう(^^)」
「そうだよ。出来るもんだよ。」

頑張りましたよ、励みになりましたから。

ある日、何の話だったか本当に忘れたのですが、「○○さん自転車乗れないんでしょう?」と聞く機会があったのです。本人ではなく、別の人に・・・。自転車借りるの借りないの?って話だったような?

「えぇ、何でぇ、ははは。自転車乗ってるよ。乗れないわけ無いじゃん。」
「嘘よ。乗れないのに、ウインドサーフィンはできるって。」
「みてごらん。ご本人が登場だよ。」
「あ~・・・。乗ってる。」

そのとき初めて知ったのです。彼の精一杯の優しさだって。嘘をついて元気付けてくれていたんだって。

今回も沢山優しさ貰いました。ありがとう。