虹色の力添え

こんにちは。

一人の女性の方から、1通のeメールがありました。

「実父が肝臓を悪くして入院しています。実母からはたいしたことがないから大丈夫だと
聞いているのですが、そういわれても居ても経ってもいられず、ブラッドストーンは肝臓にも
良いですか？」

ちょっと待ってください。リーディングを始めます。

見えるのは真っ黒な肉体と一生懸命生きようとする精神力の柱。
その柱の横に虹色に輝くエネルギーがあります。お父様はこの力で生きていらっしゃいます。

肉体は殆どエネルギーがありませんでした。
残念ですが、私には完治するようには思えませんでした。
でも、そんな事言えないですよね。
だから未来を言うのがいやなんです。ぼそ。

「ブラッドストーンは確かに力強い石です。精神力のプラスにはなりますが、これをもったから、
肝臓が完治すると思わないで下さい。人間いつかは命が絶えるときが来るものです。
それは神様が与えた命ですから、石で左右できることではないと思えています。
それでも、欲しいというのなら、お渡しできますよ。」

ごめんなさい。嘘が言えなくて。

｢分かっています。でも、どうしても実父に持ってもらいたいです。」

何ヶ月か後にお手紙が来ました。
先週、実父が他界しました。肝臓がんでした。と。

私は無力なんですよね。奇跡は与えられないです。
助けられるなんて私には言えませんでした。

虹色に生かされている力を見ると、あれだけの力を私には与えることが出来ないと思えました。

突然の別れではなく、きちんと気持ちの整理が出来るまで、生きさせてくれたんだと思えました。