メーテルのリーディング

目を閉じて視たままをお話しています♪

マーメードとの恋

こんにちは。

マーメードとの恋の話です。

あるクライアントをリーディングしました。

長い黒髪の女性が光のある方向へ登っていきます。尾ひれがチラッと見えたような?
ここは水の中のようです。上を見上げているマーメードの髪の毛は優しく靡くように揺れながら
上っていきます。

月明かりなのでしょうか。夜なのに明るいです。

海面の上です。岩の上にさっきの女性が座っています。そばに大きなガラスの様な透明の
お皿の様な器が置いてあります。

尾ひれが岩から出ています。まぎれも無くマーメードです。

一人の男性が歩いてきます。この人がクライアントですね。
そのマーメードの横に座ります。そして膝枕のような格好をして
彼は話を始めます。

上から微笑みながら覗き込むマーメードです。

彼は地上の話をします。植物の話、虫や動物の話、星の話沢山の話を聞かせています。
特にマーメードは花の事を聞くのが好きなようでした。

毎晩、二人は同じ場所で逢瀬していました。

そして短い時間なのでしょうが、二人にとって大切な時間でした。
でも、彼は私達同じ、人間なのでしょうか?
もしかして天界の人間に近い種族かもしれません。
地球人だとしても恐らくムーか何かの高い文明の一族だと思います。

儚い恋だと彼は気づいています。いつか消えていく恋だと。
毎晩、一緒に居る時間が幸せな分、別れるときが切ないもの。
座りなおした彼は大粒の涙を流しています。

毎日の事なのでしょう。マーメードは彼の顎から落ちる大粒の涙の雫を両手で受け取っては
ガラスの器に入れていきます。私にはもう、随分溜まっているかのように見えました。

マーメードは涙を知らないようです。悲しんでいる彼を眺めてはその涙を受け取るのでした。

もしかしたら、その涙がガラスの器一杯になった時、奇跡が起きるのかもしれませんね。

視ていて切なくて、私までウルウルしてしまいました。

膝枕の思い出がクライアントにはあるようでした。夢の中でしょうか、
記憶が蘇っていたのかもしれませんね。頭を包んでくれる温かさを
覚えているとお話してくださいました。

それがマーメードだったとは知らなかったようですが・・・